土田 善太郎 主宰  アンクル・Z 教室展
4月7日(金)~4月12日(水) 

11時~18時 (最終日16時半まで)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
  土田 善太郎について  
   
 普通の七宝焼ではつまらない   
   
「七宝焼」と聞くと、日本の伝統工芸といったイメージがあります。
「そのイメージが窮屈で、つまらないんだよね」と工房UncleZのあるじ、土田善太郎は語っています。
当初趣味として始めた七宝焼を、現在のスタイルまで高めました。
「昔ながらの七宝焼って言うと、表現方法が狭くなっちゃう。それが体質に合わないんだよね。」
「七宝焼を英訳すると"Enamel(エナメル)"となる。金属の板に、ガラス素材の釉薬をのせて焼きつけたもの。これが本来の意味なんだ。そう考えると、
表現方法がひろがって面白いと思うんだよ。」
日本の伝統手法にこだわらず、自分がやりたいつくりたいと思うものを生み出し続けて、50年近く。
70歳を過ぎた今も、新しい作品のモチーフを探しています。
 
“UncleZ”(アンクル・ゼット = 善太郎おじさん)の素顔 
 
福井県に生まれ育った善太郎は、大阪での貿易商社勤務時代に、七宝焼と出会いました。
趣味としての七宝教室に参加、そのまま兵庫県西宮市にて独立開業するまで、あっという間でした。
作家として抽象的な作品に取り組みつつ、ふくろうや猫、楽器などの、日常のなかで楽しめるような親しみやすいものをたくさん手がけています。
また、お正月飾りや雛人形、こいのぼりなど、日本の四季折々の行事にあわせたデザインのものも、人気を得ています。
半世紀にわたり1人で独自の手法で作品をつくり続ける職人、と聞くと、がんこでちょっぴり近づきがたい印象を持つかもしれません。
が、実際に話してみるとそれはすぐに払拭されるでしょう。“UncleZ”(善太郎おじさん)のとおり、絵本から出てきたような茶目っ気たっぷりなオジサマ。
おしゃべり好き、お茶やお菓子が大好き。
不定期で開催している七宝体験教室では、「先生」「先生」と呼ばれ、親しまれています。
約800度に熱した電気炉にて、釉薬を焼きつける瞬間は今も悩むと言います。1回の焼きつけ時間はたったの1、2分。
長すぎるとせっかくの色合いが損なわれてしまうからです。
「意識がある時までは、仕事し続けたいね。」 善太郎は今日も工房にて、作品を生み出し続けています。
 
 
気軽に立ち寄れる工房
兵庫県西宮市の阪急神戸線夙川駅のほど近くにある、ビルの半地下に工房はあります。
 
道路に面した看板の横の階段が工房への入り口です。
灯りが点いている時は、どなたでもご自由に入っていただけます。
 
入り口からすぐのショーケースでは、アクセサリーの直接販売もしています。スタッフに声をかけてみてください。
   工房アンクル・ゼットでは、七宝焼教室(ワークショップ)を行っています。 
土田善太郎を講師に、少人数(~5人)でこじんまりと開催しております。
1回(半日)、費用は約6000円です。

現在は月3回、土曜日に行っていることが多いですが、不定期開催ですので、
詳細はお電話にてお問い合わせください。

TEL 0798-70-3885