2020年1月10日(金)~1月15日(水)
西宮市内在住の小学5年生の初個展です。幼少より描くことが好きで始めは鉛筆で棒人間ばかり描いていました。(自由帳を見せてもらいましたがストーリー性があって面白い)
9才の頃お父さんが学生の頃に使っていた色数豊富なアルコールマーカー『コピック』を渡したところ、モノクロだった世界は一気にカラフルな世界へと広がっていきました。10才で応募したコピックアワード2019では次世代アーティスト賞グランプリを受賞し今回の個展へと繋がりました。
画面いっぱいに描かれた増殖するイメージの中には動物、昆虫、植物など小学生らしいものがあれば、人物画で「オッサン」を描いたものがたくさんありました。なぜオッサンを描きたいのかその理由は直接聞くことは出来なかったものの『花火を見上げるオッサン』など愛されキャラクターが観る人をクスッと笑わせるようなインパクトがありました。日常、見て聞いて感じたことが日記のように描き込まれた一つ一つの作品の中には、たくさんの隠れたメッセージを発見することができました。
それはまるで宝箱を開けた時のようなワクワクした気持ちで・・・。